マレーシア!その2

 目下、関東圏内の日帰りフィールドワークを計画中の1年生たちですが、60期生のフィールドワーク、一番のクライマックスは2年生1月の研修旅行!

ということで、今日は、大塚先生のマレーシアレポート第2弾をお届けします。

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今回は、マレーシア研修旅行の下見レポート第2弾として皆さんが訪れる予定の場所を紹介します。前回のレポートでは、ワクチン接種証明書や日本への帰国72時間前のPCR検査等の話をしましたが、先日ワクチンを3回接種している場合、PCR検査を受けずに入国できることになりました。変化の激しい世の中ですので、ニュース等から適切な情報を収集することは大切ですね。

 

今回は、皆さんが訪れる予定の3つの場所を紹介します。


①ハラール産業開発公社

 皆さんはハラールフードを知っていますか。ハラールとは、イスラム教で禁じられている豚肉やアルコールなどを使用していない食品や料理のことです。イスラム教徒の多いマレーシアを理解するために、ハラールフードは欠かすことができません。ハラール産業開発公社では、職員の人と一緒にワークショップ形式でハラールについて学びます。マレーシア政府は、ハラール産業を成長戦略の一つとして位置付けています。世界的にイスラム教徒の人口は多いため、ハラール産業は、マレーシア研修のテーマである多文化共生社会にも繋がっていますね。
ハラール産業開発公社記念撮影

 

②カンポンビジット

 カンポンとは、マレー語で「田舎・村」を意味します。研修では、クアラルンプールから約1時間半のバングリス村を訪問します。バングリス村では、現地の人々の家庭を訪問し、マレーシアの伝統・文化を体験します。また、マレー料理を一緒に作り、村人の方々と交流します。バングリス村の周辺には、アブラヤシ農園が多くあります。アブラヤシの果実は、パーム油の原料になります。パーム油のような植物油は「環境にやさしい」と言われますが、多くの環境・社会面の問題を抱えています。村人たちとの交流を楽しむとともに、社会問題にも目を向けてもらえればと思います。


バングリス村の方々 

アブラヤシ

 

③ベリーズチョコレート工場

マレーシアの有名なお土産は何でしょうか。マレーシアとチョコレートはなかなか結び付かないと思いますが、Beryl’s(ベリーズチョコレート)は定番のお土産です。マレーシアのスーパーやコンビニでも買うことができますが、世界中で販売されているグローバルブランドですベリーズチョコレート工場では、カカオ豆からチョコレートができるまでの過程を見学し、チョコレート産業の生産者と消費者の関係を学びます。もちろん、工場直売ショップでお買い物をすることができます。


ベリーズチョコレート工場の入り口(カカオ豆があるね) 


カカオの説明(チョコレートの原料だよ)

 

上記以外にもバティック(マレーシアのろうけつ染め布地)の工房での体験や新しい行政都市であるプトラジャヤの訪問など盛りだくさんですので楽しみにしていてください。

 

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