蝶々夫人🦋eek その1
60期にもオペラに詳しい先生たちがいるので、これから「蝶々夫人Week」と称して、オペラの魅力を紹介しようと思います。まずは、もちろん、音楽のT先生!色々伺いました!今日は第一弾!
Q: そもそもオペラってなんですか?
T先生: オペラは、歌で進められる劇です!台詞にもメロディーがついていて、場合によっては日常会話まで伴奏を伴う歌で表現されます。
Q: ミュージカルでも歌いますよね?何が違うんですか?
T先生: オペラは歌うことに、より重点を置いています。オペラ歌手はオペラを歌うためにその声を鍛え上げます。完成されたその声は、普通の人には決して真似できないものとなり、舞台上で「声」の芸術が繰り広げられるのです。
これに対して、ミュージカルはそこまで「声」に固執しているわけではありません。
ミュージカルは、歌がある程度上手であれば、マイクで拡声してボリュームを増すことが可能ですが、オペラでは基本的にマイクなどを使わないで歌うので、きちんとした発声の技術を習得していないと会場全体に声を響かせることができません。
一方、ミュージカルで重視されるのは、ダンスが大事な表現手段であるということです。オペラではダンスが見せ場となることはありません
Q: なるほど!オペラは「声」の芸術!なんですね。