ダムを建設するべきか否か?
今日の探究の授業は、各クラスの探究委員さんがリードして行いました。探究委員さんたちは、この日のために、水曜ゆるくらぶの時間帯にミーティングや準備をしてきました。今日のテーマは、「ロールプレイで考える」!
日本の政府開発援助(ODA:Official Development Assistance)でイード国にダムを 建設する予定…という設定の下、関係者の話し合いをロールプレイで体験しました。
グループに分かれ、ダム建設の是非について、様々な立場から意見を述べます。日本の外務省ODA担当者、イード国の国土交通省役人、ダム建設で立ち退きを余儀なくされる村の人、ダム建設で利益がある村の人、ダム建設業者、森に住むゾウ…それぞれの主張があります。
最初は台本がありますが、途中からは自由討論。生徒たちはだんだんと自分の役割に感情移入して、自分の意見を主張し始めます。各チーム、森のゾウをどうするか…ということに議論が集中していました(優しい…)が、時間内に結論を出さなければなりません。どうにか出した結論は各チーム違うもので、それぞれに苦労した跡が見えました。その立場に立ってこそ気付けることがありますね。タイムリミットがあることも含めて、何かを決めることの難しさも実感したのではないでしょうか。
今日は、探究委員さんたちがすべて取り仕切って頑張ってくれました。おつかれさまでした!
今日で、1学期の「探究」すべて終了です。60期クラスルームに届いているアンケートに、答えてください。明日が締め切りです!